１． 松本富太郎　「モレー晩秋」

　　松本富太郎　まつもととみたろう　1935－1995年

　　岡 常次　おかつねじ　1893－1970年

３. 小貫政之助　「顔」●　

　　小貫政之助　おぬきまさのすけ　1925－1988年

　　小山田二郎　おやまだじろう　1914－1991年

　　山本敬輔　やまもとけいすけ　1911－1963年

戦前はシュールレアリズムの前衛的な作品を描いたが戦後
　はピカソの影響の強い画風に変わる。

　　渡辺貞一　わたなべていいち　1917－1963年

幻想的で抒情味豊かな画風に特長がある。

８．吉川 勉　「赤いリボン」

　　吉川 勉　よしかわつとむ　1931年－

９．海老原喜之助　｢群馬出動」　

リトグラフ・56.7×41.6・サインあり 　
￥40,000

　　海老原喜之助　えびはらきのすけ　1904－1970年

　海老原はリトグラフによる版画の制作にもその特性を活かし
　　完成度の高い作品を遺している。

１０． 山羽斌士　「小牛の散歩」

　　山羽斌士　やまばひとし　1944年－

１１． 中西 勝　「インディオの娘」　

　中西 勝　 なかにしまさる　　1924―2015年

　　佐田 勝　さたかつ　1914ー1993年

明朗で向日的な画風。とりわけガラス絵の普及に
　　活躍した。

　　浜田葆光　はまだほこう　 1886ー1947年

奈良在住、奈良風景と鹿を描く画家として著名。
　　画風は重厚でその基にはセザンヌの影響がある

　　松島一郎　まつしまいちろう 　1902ー1965年

早くから里見勝蔵に師事。大胆な構図とタッチには
　　　この画家ならではの特異な画風の特長が見られる。

１６． 寺内萬治郎　「裸婦」　

　　寺内萬治郎　てらうちまんじろう　1890－1964年

　　「裸婦」の画家として著名。これは1934年画家45才の最も
　　　充実した時期の作品。活き活きした生気を感じさせる。

１７． 山本直治　「牡丹」　

　　　山本直治　やまもとなおはる　 1904ー1981年

　小出楢重、鍋井克之に師事。
　　　牡丹の花びらの質感がよく表現されている。

１８． 岩崎勝平　「大同江」

　　　岩崎勝平　いわさきかつひら 1905ー1965年

川越中学在学中に本郷洋画研究所に通い岡田三郎助に師事。1937年の第1回新文展で特選をとり華々しく画壇デビューを果たす。
1939年に従軍画家として中国に渡る。この作品はその時期のもので貴重。

　　田沢八甲　たざわはっこう　1899－1970年

　　黒田清輝、牧野虎雄に師事。帝展で活躍。
　　明朗でおおらかな画風に定評がある。

２０． 寺崎武男　「ベニス」　

　　　寺崎武雄　てらさきたけお　 1883ー1967年

　　1907年に東美を卒業後、イタリアのヴェネチアを拠点にフレスコ画、エッチングを学ぶ。
よく熟知したヴェネチアの風景が活写されている。

２１． 小田和典　「ヤッホの門」　

　　小田和典　おだかずのり 1927―2007年

福岡県出身。1971年中東、ヨーロッパなどを取材旅行。
　　　1972年　現代洋画精鋭選抜展金賞受賞。

　　２２.  柳原義達　「鹿」●

　　　柳原義達　やなぎはらよしたつ　1910－2004年

　　　日本を代表する彫刻家。
　　　この作品は1968年に制作され第18回檀会展に出品された
　　　レリーフで貴重な作品。

　　２３.  鬼頭甕二郞　「水郷麦秋」

　　　　鬼頭甕二郞　きとうかめじろう　 1897ー1954年

　　春陽会で活躍。初期には劉生張りの写実性の強い作品を描く。晩年は日本人の感性に根ざした洋画を描く。

　　２５． 柏原覚太郎　「橋」

　　　柏原覚太郎　かしわばらかくたろう　1901－1977年

　　戦前は二科会で活躍。戦後は仲間と行動美術協会を設立。
戦後は郷里の瀬戸内の風景画を多く描いた。
この作品はどこか懐かしさを感じさせる。

２６． 三宅克己　「千曲川河畔」　●

水彩・紙・F4号・サインあり　　　
￥70,000

　　　

　　三宅克己　みやけこっき　 1874ー1954年

　　1899年24才の時小諸町に居を構え制作に打ち込む。この年第四回白馬会展に43点の水彩画を出品。この作品はその中の1点で自筆のシールが貼付されている。

　　２７. 小林鐘吉　「山間」

　　　小林鐘吉　こばやししょうきち　 1880－1945年

２８． 森 芳雄　「タージ・マハル」　

鉛筆・紙・33×24・サインあり・1971年　　
￥20,000

　　　森 芳雄　もりよしお　1908－1997年

　　 自由美術協会を代表する画家。

２９． 末松正樹　｢無題」　

油彩・キャンバス・F6号・サインあり
￥60,000

　　末松正樹　すえまつまさき　 1908ー1997年

３０． 栗原幸彦　「夏の果実」　

日本画・金色紙・サインあり・共シール　　　
￥40,000

　　　栗原幸彦　くりはらゆきひこ　 1951年－

　　　喜多村知　きたむらさとる　1907－1997年

３２． 鍋島紀雄　「生気清生」　●

水彩・紙・SM・鍋島蘭子鑑定　　
￥30,000

　　　鍋島紀雄　なべしまただお　 1897ー1968年

　　大正10年東京美術学校日本画科を卒業。中央画壇に背を向け､独自の世界を描き続ける。その画風は日本画の画材を使いながら洋画を思わせる。

３３． 寺田政明　「雪の朝」　●

　　　寺田政明　てらだまさあき 1921－1989年

　　自由美術、主体美術で社会性の強いシュールレアリズムの画風の作品を描く。晩年の作品か枯淡の味わいがある。

３４． 寺田政明　「静物」　

油彩・色紙・サインあり　　
￥20,000

　　　寺田政明　

　　酔余の一席で描いた作品か。戦前の作？

３５． 滝口修造　「ランプ」　●

　　　滝口修造　たきぐちしゅうぞう　 1903－1979年

　　詩人、美術評論家として著名。自ら絵画作品を遺す。

これは1961年「本の手帖」（昭森社刊）の中の挿絵に使われた作品

３６．田辺 至　「裸婦」　

　　　田辺至　たなべいたる　1896－1968年

　　官展で活躍した大家。大家ならではの筆使い。

３７．藤松 博　「旅人」　

　　　　藤松 博　 ふじまつひろし　1922－1996年

　　1952年「読売アンデパンダン展」に出品し、その前衛的な画風が注目される。その後アメリカに渡り活躍する。抽象画を経て、切り紙風のシルエットのような人体像や色斑による人体像を描き、抽象表現に学んだ具象画で注目された。

３８．藤松 博　「手」　

３９．藤松 博　「ビン」　●

４０． 山川輝夫　｢宇宙」　

油彩・キャンバス・F3号・サインあり　　
￥30,000

　　　山川輝夫　やまかわてるお　 1940－1992年

　　東京芸術大学で山口薫教室に学ぶ。1964年から毎年、国際形象展に招待出品し活躍する。

４１．石井鶴三「裸婦」　

　　　石井鶴三　いしいつるぞう　1887－1973年

　　彫刻家として著名であるが洋画、版画と多岐にわたり制作。小山正太郎の「不同舎」で厳しい素描力の指導を受けた。造形的な裸婦の線描は彫刻家ならでは。

４２． 高井貞二　｢抽象」　●

油彩・紙・48×40.5・サインあり　
￥40,000

　　　高井貞二　 たかいていじ　1911－1986年

　　戦前からその時代を反映したモダンな作品を描く。戦後はアメリカで抽象画家として活躍。この作品は当時制作されたもので魅力的。

４３．篠原有司男　｢コカコーラプラン」　●

　　　篠原有司男　しのはらうしお　 1932年－

　　1960年「読売アンデパンダン展」で活躍した前衛画家等とブループを結成。1969年に渡米、ニューヨークを活動拠点とする。
ラウシェンパークの作品を大胆にシュミレーションした作品。

４４． 藤井令太郎　｢ドンキホーテ」　

油彩・キャンバス・F8号・サインあり　
￥40,000

　　藤井令太郎　 ふじいれいたろう　1913－1980年

　　独自の画風で一部では高く評価されている。
もっと注目されてもよい画家。

４５． 藤井令太郎　｢椅子」　

水彩・紙・44×27・サインあり　
￥20,000

４６． 梅野 亮　｢椅子」　

コンテ・紙・26×24・サインあり・1973年
￥10,000

４７．水島哲雄　｢少年」　

コンテ・紙・40×30・サインあり・1985年　
￥30,000

４８．向井潤吉　｢人間百態」　●

ペン・紙・45.5×4・サインあり　
￥60,000

　　向井潤吉　むかいじゅんきち　1901－1995年　

この作品は戦前の雑誌「改造」に挿絵として描かれた画家30代前半の作品

４９．田中佐一郎　｢自画像」　

鉛筆・紙・44×30・印あり　ギャラリー川船シール　　
￥30,000

５０． 水上 勉　｢秋景」　

水彩・紙・24×28・印あり　
￥10,000

５１． 長与善郎　｢花」　

水彩・紙・68×48・サインあり　
￥40,000

５２． 村山知義　｢高松の牛のり天神」　

水彩・色紙・サインあり　
￥20,000