山田伸吉  やまだしんきち 1903~1981年
 昭和12年に春陽会に初出品し入選する。以後連続出品したほか昭和36年まで毎年、新文展、独立美術協会展、二科展などに出品し新進作家として認められる。しかし鳥海青児の追従者の一人と見なされ悩んだ末「芝居画」を油彩で描くことで新境地を発見する。大阪出身で若い頃松竹宣伝部に入社し映画や舞台のポスターや舞台のデザイナーとして活躍していた。
 
「カルメン」